高速道路から一時退出しても料金を通算…PA・SAの間隔が長い3カ所で試行

自動車 社会 行政
「賢い料金」の概要
「賢い料金」の概要 全 5 枚 拡大写真

国土交通省は、高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」を試行すると発表した。

国内の高速道路では、休憩施設同士の間隔がおおむね25km以上離れている空白区間が約100区間存在している。今回、高速道路ネットワークを賢く使う取り組みの一環として、休憩施設の不足に対応し、良好な運転環境を実現するため、全国3カ所の道の駅の利用を考慮し、高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」を試行する。

実験では、ETC2.0搭載車を対象に、高速道路を降りて道の駅に立ち寄り後、一定の時間内に再進入した場合、高速道路を降りずに利用した料金のままとするもの。高速道路の利用1回当たりのターミナルチャージを再徴収せず、一定距離以上を連続して利用した場合の料金割引措置を継続する。

実施するのは道の駅玉村宿(群馬県佐波郡。関越道高崎玉村スマートIC)、道の駅もっくる新城(愛知県新城市。新東名新城IC)、道の駅ソレーネ周南(山口県周南市。山陽道徳山西IC)。

今後、空白区間を半減することを目指し、実施状況を踏まえて、追加で選定する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る