東日本大震災から6年。東京商工会議所は、東京・丸の内のKITTE地下1階で2月8~9日、「2017 福島・宮城・岩手 復興応援物産展」を開催。初日には、三村明夫会頭や橘慶一郎復興副大臣などが訪れ、「食べて飲んで応援しよう」と訴えた。
今回の3県復興応援物産展は、岩手県 三陸釜石の「うに海宝漬」や国産サバのオリーブ漬「サヴァ缶」、福島県 田村市都路たまごを使った「ゆいプリン」、宮城県 気仙沼の「いか塩辛一本造り」「子持ちめかぶ」などがラインナップ。
このほか3県の“甘いの辛いの”がいろいろ。岩手県は「あさ開」の大吟醸や純米吟醸などを試せるコーナーも設置。3県の銘酒がそろうほか、松林堂の「バター最中」(相馬市)や、福島県オリジナル品種「ふくはる香」なども並ぶ。
会場では、「被災地では原発事故による風評被害や記憶の風化が懸念されている。この2つの風を防ぎ、継続的な復興支援が重要」と伝えている。
開場時間は両日とも11~19時。17~19時には、2016ミス日本酒・田中沙百合さんによる「日本酒HAPPY HOUR!」も開催される。