ボディやシートを汚れから守る、新製品ぞくぞく登場…ソフト99

自動車 ビジネス 国内マーケット
ソフト99 ルームピアシリーズ「クロスバリア」と「スポットリムーバー」
ソフト99 ルームピアシリーズ「クロスバリア」と「スポットリムーバー」 全 37 枚 拡大写真

ソフト99コーポレーションは、都内で「スプリングフェア2017」を開催した。同フェアは、取引先向けにソフト99やグループ会社の新製品紹介、売り場の提案などを行うもので、今年で7回目を迎える。

今春発売を予定している製品の中でも注目なのが、ルームピアシリーズの「クロスバリア」と、「スポットリムーバー」だ。クロスバリアは自動車のシートに吹き付けると特殊フッ素系ポリマーが繊維に吸着し、水性・油性両方の汚れをはじくという繊維用コーティング剤。スプレーを吹きかけるだけというシンプルな使用法で、約3ヶ月の耐久性があるという。デモンストレーションでは左半分が無施工、右半分がクロスバリアを吹き付けた状態のシートが用意され、その上に水をスポイトで落とす。左側には水が染み込んでしまうが、右側はシートの上に水滴ができ、息を吹きかけるとするすると滑ってシートの下へ落ちていった。「汚れが染み込む前にはじき予防する」という同社の基幹技術を布製品に展開したものだという。

スポットリムーバーは、布シートの汚れを除去するシミ取りキットだ。ポイントは六角形のスポンジ。側面を使って汚れを押し叩き、となりの面をつかってさらに押し叩く。このように洗濯、すすぎの要領で汚れを吸い取った後は、スポンジの広い面で吸水(脱水)。こちらも水性・油性両方の汚れに対応している。1円大ほどのシミに対して約30回使用可能だ。

グループ会社が展開する製品では、ソフト99オートサービス(大阪府)の「クライマックス ペイントプロテクションフィルム」が目を引いた。これまでは輸入製品が主流で、プレカットデータも輸入車がメインだったというプロテクションフィルム。担当者は「クライマックスは国内生産のフィルムとデータを使用して、価格を抑えつつも質の高い施工を実現した。撥水のフィルムはこれまでになかったので、ぜひ効果を実感してもらいたい」と話す。素材は透明感と耐衝撃性に優れた特殊ポリウレタンで、フィルム自体に特殊なフッ素コート層を形成することで、汚れを寄せ付けないメリットを持たせたという。さらに自己復元機能もあり、少しのキズであれば自然に目立たなくなる。非常に薄く、貼った部分のボディカラーが変わることもほとんどないため、近づいてよく見なければフィルムを貼っていることに気づかないくらいだ。一度貼れば効果は5年ほど持続するとのこと。(市場導入済み)

その他、ディグロスシリーズのタイヤつや出し剤「ギラエッジ」やつや出し防汚剤「ブラックシールド」、コーティング施工車専用シャンプー「プライムクリア」、ガラコワイパー パワー撥水シリーズの「エアロスムース」、アイオン(グループ会社)の吸水セーム「プラスセーヌ プレミアム」などを展示。これらも今春に発売を控えている。

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る