西武鉄道、朝ラッシュ・野球輸送を強化 3月25日ダイヤ改正

鉄道 企業動向
西武鉄道は3月25日にダイヤ改正を実施。池袋線を中心にラッシュ輸送や野球観戦客輸送の強化を図る。
西武鉄道は3月25日にダイヤ改正を実施。池袋線を中心にラッシュ輸送や野球観戦客輸送の強化を図る。 全 2 枚 拡大写真

西武鉄道は2月9日、ダイヤ改正を3月25日に実施すると発表した。東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線方面に直通する有料座席指定列車『S-TRAIN』が運行を開始するほか、ラッシュ時などに列車を増発して混雑の緩和を図る。

発表によると、特急列車は土曜・休日の池袋8時00分発~飯能行き『むさし63号』を池袋9時00分発に変更し、飯能駅で各駅停車の西武秩父行きに接続させる。また、西武秩父駅を土曜・休日の7~8時台に発車する池袋行き特急『ちちぶ』3本は発車時刻を7時25分・7時55分・8時25分に変更する。7時台から21時台までの『ちちぶ』は、毎時25分発にほぼ統一される。

池袋線関係では、小竹向原発~小手指行きの下り各駅停車を平日の朝に1本増発。小竹向原駅を6時55分に発車して所沢駅には7時26分に到着し、朝ラッシュ時の混雑緩和を図る。保谷5時22分発の小竹向原行き各駅停車は、平日、土曜・休日ともに運行区間を小手指発~小竹向原行きに拡大し、小手指~保谷間の列車を1本増やす。これにより、小手指~ひばりヶ丘間の早朝上り列車の運転間隔は18分から8分と最大10分短縮される。

このほか、西武プリンスドーム(3月1日以降は「メットライフドーム」)の野球観戦客輸送も強化。土曜・休日のデーゲーム・ナイトゲーム開催日に野球の終了時刻にあわせて運行する池袋行き臨時優等列車は、8両編成から全て10両編成に変更し、混雑の緩和を図る。平日ナイトゲーム開催日の臨時優等列車は、現在も10両編成で運行されている。

新宿線関係は、平日の西武新宿6時39分発~田無行き各駅停車を新所沢行きに変更。これにより田無~新所沢間を1本増発する。

『S-TRAIN』は所沢~豊洲間(平日)と西武秩父、飯能~元町・中華街間(土曜、休日)で運行。車両は西武鉄道の新型通勤電車「40000系」を使用する。

《草町義和》

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