スバルゲレンデタクシー、元五輪スキーヤーがプロデュース

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スバルゲレンデタクシー2017
スバルゲレンデタクシー2017 全 36 枚 拡大写真

スキー場のゲレンデをクルマが走る。しかもかなりの速度で。無謀にも感じるスバルゲレンデタクシーだが、今シーズンで4年目を迎えた冬の一大イベントは、技術と工夫で成り立っていた。

[写真36枚]

一般的にスキー場は、天然の雪が降ったり人工降雪機で雪を降らせたりしたあと、圧雪車で雪を固めてスキーが滑れるようにゲレンデを仕上げていく。この場合、雪に接する面積が広い、スキーやスノーボードが雪の中に沈んでいかない程度の硬さに仕上げる。

そのようなゲレンデをクルマは走れるかと言えば無理なことだ。スキーブーツでゲレンデを歩くと、雪の中に埋まってしまった経験をしたことがある方も多いだろう。しかしスバルゲレンデタクシーのイベントでは多くの車両が1日中ゲレンデを走り回っている。その秘密はどこにあるのか。2月4~5日にゲレンデタクシーが開催された長野県エコーバレースキー場で関係者に話しを聞いた。

イベントのプロデューサーを務めるのは、元アルペンスキー選手でリレハンメルオリンピックや長野オリンピックで活躍した平澤岳氏だ。平澤氏は選手を引退したあと、「スキー場を盛り上げる・スキーだから楽しめるイベント」などウインタースポーツイベントを数多く手がけいる。スバルゲレンデタクシーも初年度からプロデューサーとして、スキー場との折衝やクルマが走るコース作りを手がける。

平澤氏は「ゲレンデにクルマを走らせる。どこのスキー場も当初は難色を示した」と言い、前例の無いイベントにスキー場選びも難航したそうだ。その中でエコーバレースキー場が幾度もイベント会場として選ばれる理由は「雪質が良く、硬く締まりやすい。数日かけてコースを作ると、安定した走りやすいコースができる」と言う。コース作りにはスキー選手としての経験を応用して、クルマが走れる硬さを作り出しているという。

ゲレンデを提供しているエコーバレースキー場支配人の古川司氏は「最初お話しをいただいた時には驚きました。しかしスキー離れが起き、お客様を増やしたいという思いもあり、協力することにしました」と言う。イベントの数日前からコース作りのためゲレンデを封鎖したり、イベントが終わった後にコースをスキー用に戻したりする労力がかかる。「晴天率80パーセントという安定した天候と、関東や中部圏から来やすい距離にあることで、多くのお客様が来場されています。スキー場としての宣伝もできて良かったと思います。今後もお声がけをいただけるように協力していきたい」。

イベントを統括するのはスバルのマーケティング部宣伝課の田原春江さん。「2013年からスタートしたイベントが年々大きくなっているのを実感し、嬉しい限りです。当初よりを提供していただているミシュランのスタッドレスタイヤ『X-ICE3』の威力と、スバルSUVの持つ技術の両立があってのイベントです。このイベントを通じてクルマを購入した方が何人もおり、スバル車の良さを体感していただけるイベントとして、実施して良かったと思います。全国的にイベントを広めて行きたいです」と語った。

次回のゲレンデタクシーは2月18~19日、岐阜県高鷲スキー場で開催される予定だ。

《雪岡直樹》

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