住友ゴム、営業益17.8%減…海外向けタイヤ好調も円高が影響 通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
ダンロップ エナセーブ EC300+
ダンロップ エナセーブ EC300+ 全 1 枚 拡大写真

住友ゴム工業は2月14日、2016年1~12月期(通期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高7566億9600万円(前期比-5.2%)、営業利益732億8400万円(-17.8%)、税引前利益700億9300万円(-21.2%)、純利益413億6400万円(-42.5%)だった。

国内市販用タイヤは、ダンロップ「エナセーブ」シリーズや低燃費タイヤ「LE MANS 4」の拡販に加え、スタッドレスタイヤ「ウインターマックス02」の早期展開、11月の首都圏を含む東日本の降雪影響もあり、売上収益は前期を上回った。国内新車用タイヤは、自動車生産台数が前年同期を下回ったため、売上収益は前期を下回った。

海外市販用タイヤは、北米・欧州をはじめ、中近東、アフリカ、中南米などで販売を伸ばしたが、為替の円高影響により、売上収益は前期を下回った。海外新車用タイヤは、タイや南アフリカ、ブラジルで販売を伸ばし、北米・欧州でも海外自動車メーカー向けを中心に納入を拡大したことにより、販売数量は前期を上回ったが、円高影響により売上収益は前期を下回った。

今期の業績見通しは、売上高8500億円(前期比+12.3%)、営業利益500億円(-31.8%)、純利益330億円(-20.2%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る