【キャンピングカーショー2017】楽しさ10倍で費用は10分の1?…割り勘オーナー会

自動車 ニューモデル モーターショー
【キャンピングカーショー2017】楽しさ10倍で費用は10分の1?JDSキャンピングカーの「割り勘オーナー会」
【キャンピングカーショー2017】楽しさ10倍で費用は10分の1?JDSキャンピングカーの「割り勘オーナー会」 全 5 枚 拡大写真

最近では首都圏でも、比較的よく見かける軽自動車ベースのキャンピングカー。これを早くから手掛けて来たバンショップミカミのブースで「こんなのもぜひご検討いただきたいですね」と紹介されたのがJDS全日本ドッグランサービス協会が募っている「割り勘オーナー会」である。

2000年からいち早く軽自動車ベースのキャンピングカーを手掛けてきた同社は、アルミ製キャビンを採用することもあり「軽自動車ながら耐久性の点でも自信をもってます」と胸を張る。

軽自動車自体の価格帯が上がってきたことや、また近年はキャンピングカーが防災用途に使えることに関して、理解を示すユーザーが増え、新たなファンを取り込んでいるのだという。

しかしまだ、キャンピングカーを買うことのハードルは高く、業界としても課題だそうだ。そんなところで考案された新しいオーナー制度がこの「割り勘オーナー会」である。

1人30万円ずつ出し合って、比較的近隣のエリアのユーザー同士で集まって軽自動車のキャンピングカーを購入し、そして年間30日分の利用権利を分けるというものだ。それでも利用しないときの分は、準会員をさらに10名募り、あらかじめ4日分の利用権利分の負担として3万円を徴収するというもの。

レンタカーではないので、不特定多数の人をユーザーの対象としない。あくまでも利用権利を分配し、負担を軽くするのが目的だ。「こうしてキャンピングカーをより身近に、気軽に感じてくれる人が増え、同じキャンピングカーのユーザーの間で情報交換など活発なコミュニケーションが生まれたら、面白いですね」と話す。

災害時の融通についてもグループ内で取り決められているそうだ。新しいリスクヘッジになるかもしれない。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る