SOMPOホールディングス、自動運転時代を見据えて米国シリコンバレーの研究機関と提携

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グーグルが自社開発した自動運転車のプロトタイプ
グーグルが自社開発した自動運転車のプロトタイプ 全 2 枚 拡大写真

SOMPOホールディングスは、米国シリコンバレーに拠点を置く研究機関と自動車のAI(人工知能)、ロボティクス分野の研究で提携すると発表した。

コネクテッドカーや自動運転技術の進化で、車を取り巻くデジタル技術が急速に進展している。これらを背景にSOMPOホールディングスでは、保険やその他関連サービスにおける、新たな顧客体験価値創造を目的に、自動車、AI、ロボティクス分野などにおける最先端の研究開発に参画するため、日本の保険業界ではじめてスタンフォード大学の研究機関「CARS」とインキュベーター(起業家を支援する事業者)「Comet Labs」と提携した。

米国シリコンバレーに拠点を置き、未来の自動車とモビリティについて研究開発を推進している「CARS」は、教育機関、自動車やIT業界、政府機関から有能な人材を招き、人を中心としたモビリティの未来、人と機械がどのように効果的に共存するかを研究するために設立された機関。

SOMPOホールディングスは、研究に参画することで、広く未来の自動車やモビリティに関して研究し、将来の保険のあり方や新たなサービスの創出について検討する。

また「Comet Labs」は、AIやロボティクス分野のベンチャー企業を支援するインキュベーター。SOMPOホールディングスは、機械学習やロボティクス分野のスタートアップと自動車やモビリティを取り巻く各業界のリーダーを集めたアクセラレーションプログラムに参画することで、革新的なテクノロジーを活用した新たな保険商品やサービスの開発などを目指す。

今回の提携はSOMPOホールディングスが2016年4月に設立した「SOMPO デジタル・ラボ」を中心に推進する。

《レスポンス編集部》

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