【トヨタ プリウスPHV 新型】豊田自動織機、量産車世界初の電動コンプレッサーなど開発

自動車 ニューモデル 新型車
ガスインジェクション機能付電動コンプレッサー ESBG27
ガスインジェクション機能付電動コンプレッサー ESBG27 全 7 枚 拡大写真

豊田自動織機は、プラグインハイブリッド自動車(PHV)用の電動コンプレッサーと充電器を新開発。2月15日に発売されたトヨタの新型『プリウスPHV』に搭載された。

今回開発した電動コンプレッサーは、量産車では世界初となるガスインジェクション機能を搭載する。一度圧縮した冷媒の一部を再びコンプレッサーで圧縮することで、寒冷時での暖房能力を約3割向上。氷点下でもエンジンを作動させずにヒートポンプ暖房が可能となり、EV走行範囲を拡大し、燃費低減に貢献している。

また、充電器はバッテリーへの充電出力を従来の約1.7倍に高め、さらに、ACからDCへの変換ロスを最小限にする独自の制御方式を採用することで、充電効率も向上。また、これまで別体だった充電システムECUの内蔵と冷却性能向上により、約50%の小型化を実現し、車両搭載性向上にも貢献している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る