車載コネクト2大団体が提携、オープン規格を共同開発へ…GENIVIとOCF

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GENIVIアライアンスの公式サイト
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規格化されたオープンソース車載インフォテインメントソフトウエアの広範な採用を促進する自動車業界団体、GENIVIアライアンスは2月15日、オープン・コネクティビティ・ファンデーション(OCF)と、車載コネクティビティのオープン規格で提携すると発表した。

両団体はこの合意に基づき、スマートホーム、コネクテッドカー、その他のIoTデバイス間の情報の安全な開示と交換のための統合モデルを含め、車両コネクティビティと車両データ交換のためのオープン規格を共同開発する。

今回の取り組みは、エンドツーエンド・セキュリティ課題にも対処するとともに、急増するV2X(車車間および路車間)ソリューションの基盤となり、多様な業界で新規機会を生み出すことにつながる。

GENIVIとOCFは、オープンウェブプラットフォーム「API」仕様を開発しているW3C オートモーティブワーキンググループと緊密に協力。ウェブアプリケーション開発者に、車両データを公開していく。

両団体は、「世界中のホームおよび近隣で新しいスマート技術と情報のやり取りができるコネクテッドカー向けの標準化アプローチを目指す」とコメントしている。

《森脇稔》

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