自動車の横向き座席を一部解禁…自動運転の試験を想定、保安基準を緩和

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SeNAのロボットシャトル(千葉市での実験)
SeNAのロボットシャトル(千葉市での実験) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、道路運送車両の保安基準を改正し、最高速度が20km/h未満の自動車に横向き座席を備えることができるように緩和した。

DeNAが、フランスのベンチャー企業イージーマイルのバスを使って、私有地で無人運転バスの実証実験を実施している。今回の保安基準の改正は、これら自動運転バスの公道試験を想定、最高速度が20km/h未満の自動車について保安基準第55条に基づき、地方運輸局長が認めた場合、横向き座席を備えることができるように改正した。

国交省では、自動運転車の公道実証走行を可能とするため、走行ルートの限定や緊急停止ボタンの設置などの安全確保措置を講じることを前提にハンドルやアクセル、ブレーキペダルなどの保安基準を緩和している。

また、操縦装置の配置、識別表示に係る協定規則が適用される自動車において異常を示す運転席の警報ランプが点灯している場合、その装置に係る機能が基準に適合しないことを明確化する改正を行い、公布日から適用する。

《レスポンス編集部》

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