日本航空グループ、超小型モビリティ「COMS」を導入…航空業界で初めて

航空 企業動向
JALエンジニアリングの整備士の移動・連絡用車両に採用されたコムス(17日・大田区)
JALエンジニアリングの整備士の移動・連絡用車両に採用されたコムス(17日・大田区) 全 2 枚 拡大写真

日本航空グループの航空機の点検などを行う「JALエンジニアリング」(赤坂祐二社長)は17日、トヨタ車体製の1人乗り超小型モビリティの導入を発表した。

【画像全2枚】

同社整備士の空港内での移動・連絡用に3台の『COMS』(コムス)を役立てる。電動の超小型モビリティの導入は航空業界で初めてのことだ。

羽田空港は敷地面積約1522ヘクタール、国内で最も広い。整備士は空港施設内の駐機場所への移動を車両で行っているが、同社は80台の乗用車を使っている。主に駐車場所の省スペース化を狙う。

COMSの採用は、先の目的にあった車両を探していたところ、東京モーターショーでの出展でコムスの存在を知りマッチしたことがきっかけだと、日本航空の広報担当者は話す。

「駐車スペースは限られている。小型で機動性もあるので、今後の運用実績を見て配備を拡大していくかどうかは検討する」(同上)という。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  4. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
  5. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る