メルセデス Sクラス 改良新型、最新自動運転技術を搭載予定

自動車 テクノロジー ITS
現行メルセデスベンツSクラス
現行メルセデスベンツSクラス 全 1 枚 拡大写真

メルセデスベンツの最上級サルーン、『Sクラス』。2017年内に登場する同車の改良新型モデルに関する情報が、一部公表された。

これは2月上旬、メルセデスベンツを擁するダイムラーが、2016年通期決算発表の場で明らかにしたもの。「改良新型Sクラスが、自動運転とコネクティビティの分野における主導的地位を、さらに強化するだろう」と自信を示した。

メルセデスベンツは、新型『Eクラス』に、進化した部分的な自動運転技術「ドライブパイロット」を採用。とくに高速道路での渋滞の際、自動運転機能により、ドライバーにかかる負担を大きく軽減するシステムとした。

ドライブパイロットでは、先行車との車間距離だけでなく、周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなど平行な物体)を常に監視して、従来よりもステアリングアシストが作動する状況を大幅に拡大させた。

また、車線が不明瞭または表示されていない場合には、先行車を追従。さらに、システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。

改良新型Sクラスにも、新型Eクラスのドライブパイロットをベースに、さらに進化を遂げた自動運転技術が導入される可能性が高い。

《森脇稔》

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