日産&ニスモ、2017年もGT300やS耐への参戦チームを支援…GT3仕様GT-R“エボ”開発にも着手

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今季も日産は多くのモータースポーツ活動を展開する。
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17日、日産/ニスモは2017年のモータースポーツ活動内容について発表。SUPER GT/GT500クラス以外にも、GT300やスーパー耐久のカスタマーレーシングプログラムなど幅広い活動を今季も展開し、GT3仕様『GT-R』のエボ車開発にも着手する。

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日本を含め、世界的な広がりを見せている「Nissan GT-R NISMO GT3」(GT3仕様GT-R)でのレース参戦活動に対しては、参戦チームへの車両供給と技術支援を継続し、欧州のハイレベルシリーズである「ブランパンGTシリーズ エンデュアランスカップ」、日本のSUPER GT/GT300クラス、スーパー耐久シリーズ(S耐)ST-Xクラスで、以下の陣営を支援する。

■ブランパンGT エンデュアランスカップ(プロクラス)
Team RJN NISSAN/千代勝正 & アレックス・バンコム & ルーカス・オルドネス
■SUPER GT/GT300
#3 NDDP RACING/星野一樹 & 高星明誠(タイヤはヨコハマ)
■S耐 ST-X
#1 KONDO Racing/藤井誠暢 & 未定

ブランパンの千代はGT500との掛け持ち参戦というかたちになる。GT300はチーム運営が今季もB-MAXで、往年の名手・長谷見昌弘監督が指揮を執る。また、ST-Xでは近藤真彦監督のKONDO Racingと日産自動車大学校のユニークなコラボ参戦を継続し、連続チャンピオン獲得を目指す。

なお、GT3市場の競争激化に伴い、2018年に向けては大幅に戦闘力を向上したNissan GT-R NISMO GT3(R35)のエボルーション車を開発していく旨も発表。開発ドライバーには柳田真孝とM.クルムが就き、日欧でテストを進めていく。

日産/ニスモのカスタマーレーシングプログラムは、上記したGT3仕様GT-Rでのそれにとどまらず、プロトタイプ系レースカーへのエンジン供給&技術支援というかたちでも展開される。その活動内容は、北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のデイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)車両、FIA世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに参戦するバイコレス・レーシングチームのマシン、さらにはヨーロピアン・ルマン・シリーズ等のLMP3クラス参戦マシン群と、実に多岐に渡っている。

ドライバー育成(NDDP)の面では、高星明誠を前記したGT300で長谷見監督&ベテラン星野一樹に指導させるだけでなく、やはりB-MAX with NDDPの体制下で参戦する全日本F3(宮田雅史監督)でも、日産のレジェンドにして現役トップである本山哲がエグゼクティブアドバイザーとしてチームに加わり、サポートすることとなった。高星への期待の大きさが窺えるところだ。

その他、オーストラリアではアルティマでスーパーカーズ選手権に継続参戦する。

ニスモの片桐隆夫CEOのコメント
「世界各国で戦うNissan GT-R NISMO GT3の技術支援と並行して、Nissan GT-R NISMO GT3 エボルーション車の開発にも取り組みます。欧州メーカーや新たに投入されてくるライバル勢など、数あるGT3車両の中からGT-Rを選んでいただけるよう、戦闘力の高い車両といたしますので、ご期待ください。

そして、NISMOブランドにとっては多くのお客様に手軽にモータースポーツを参加・体験していただくことも大事な使命と考えております。その取り組みの一環として、NISMOロードカーのラインアップの拡充やドライビングエクスペリエンスの場の提供などにも積極的に取り組みます。モータースポーツを通した様々なワクワクを皆様にお届けしてまいります」

今季も日産/ニスモは国内外の多くのモータースポーツ戦線のみならず、多角的に存在感を示してくれそうだ。

日産/ニスモは19日に横浜の日産グローバル本社ギャラリーで、恒例となっているモータースポーツ活動に関する発表会兼ファンイベントを開催する。

《遠藤俊幸》

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