部屋ごとにシャワーやバスタブ…『瑞風』87系、車内も公開

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公開式典に続いて外観と車内が公開された87系寝台気動車。6月17日から運行されるクルーズ・トレイン『瑞風』で運用される。
公開式典に続いて外観と車内が公開された87系寝台気動車。6月17日から運行されるクルーズ・トレイン『瑞風』で運用される。 全 17 枚 拡大写真

JR西日本は2月23日、87系寝台気動車の公開記念式典に続いて車内も公開した。6月17日から豪華寝台列車(クルーズ・トレイン)『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』で運用される。

87系は『瑞風』用として製造された車両。展望スペース付きの先頭車2両(1・10号車)と寝台車6両(2~4・7~9号車)、ラウンジ車1両(5号車)、食堂車1両(6号車)で構成される。先頭車は運転台を車体の上部に設置。その下には開放タイプの展望スペースが設けられた。ただし、運行中は安全上の問題から列車後方の展望スペースのみ開放される。このほか、運転台の後方には窓を天井まで広げた展望室が設けられている。

寝台車は2人用個室「ロイヤルツイン」が1両あたり3室設けられているが、一部はバリアフリーに対応したユニバーサル・デザイン仕様の「ロイヤルツイン」や、1人用個室「ロイヤルシングル」も設置。7号車はリビングやバスタブなども設けた最上級個室「ザ・スイート」が1室だけ設けられている。

JR西日本は今回、「ロイヤルツイン」や「ロイヤルシングル」、ラウンジ車、食堂車などを公開したが、「ザ・スイート」は「我々にとって特別な車両。じっくり乗ってもらった上で撮影してほしいが、今回は時間の制約がある」(JR西日本)などとして撮影は禁止。内覧のみ行われた。

《草町義和》

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