京都・西院駅の移設ホームなど3月25日使用開始…「さいいん」と「さい」つなぐ

鉄道 企業動向
西院駅の立体図。地上の嵐電駅と地下の阪急駅がホーム移設・改札口新設・エレベーター整備で乗り換えしやすくなる。
西院駅の立体図。地上の嵐電駅と地下の阪急駅がホーム移設・改札口新設・エレベーター整備で乗り換えしやすくなる。 全 2 枚 拡大写真

阪急電鉄と京福電気鉄道(嵐電)は2月24日、両社が共同で進めている西院駅のバリアフリー化工事について、新しいホーム・改札口を3月25日10時から使用を開始すると発表した。嵐電のダイヤ改正も同日行われる。

西院駅は京都市右京区・中京区にある駅。嵐電駅は相対式2面2線のホームが地上に設置されているが、阪急駅は嵐電駅から少し離れた場所に駅舎があり、地下に相対式2面2線のホームが設けられている。駅名の読み方も異なり、阪急駅の「さいいん」に対して嵐電駅は「さい」となっている。

発表によると、嵐電駅は嵐山方面行きホームが四条通北側に移設される。阪急駅は地下に南改札口と北改札口を新設する。このほか、阪急駅の北・南改札口と嵐電駅のホームを結ぶエレベーターも新設され、嵐電と阪急の乗換え利便性が向上する。現在の阪急駅と嵐電駅の乗換え時間は約5分だが、これが3分短縮されて約2分になるという。阪急駅の既存駅舎(西改札口)の改良などは、今後実施される予定。2019年度末の完成を予定している。

これに伴い嵐電は、3月25日にダイヤ改正を実施。嵐山本線は平日の早朝から朝ラッシュ時まで増発し、平日22時台までは10分間隔で運行する。これにより嵐山本線の平日ダイヤは4往復増える。休日ダイヤも6時台に1往復増発する。北野線では6往復増発。朝6時台に1往復増発するほか、22時台半ばまで10分間隔で運行する。終発は北野白梅町23時41分発まで延長する。

《草町義和》

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