【F1】ハミルトンが最速、ホンダはトラブルで走り込めず…第1回バルセロナテスト1日目

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2017F1バルセロナ合同テスト1日目
2017F1バルセロナ合同テスト1日目 全 12 枚 拡大写真

2017シーズン開幕前のF1合同テストが27日、スペインのカタロニアサーキットでスタート。初日はルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

今年はレギュレーションの大幅変更に伴い、マシンの外観がガラリと変わることに。それに伴いラップタイムも飛躍的に向上すると言われていたが、まだチェック走行やデータ収集というテスト初期段階にもかかわらず昨年の予選タイムとほぼ変わらない1分22秒台を記録していた。

そんな中、昨年のチャンピオンチームであるメルセデスは午前にバルテリ・ボッタス、午後にハミルトンがマシンに乗り込み走行。2人合わせて152周を走破し、最後はハミルトンが1分21秒765を記録。早速前年の予選ポールポジションタイムを上回った。

2番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。こちらも大きなトラブルなく1日目を終え、128周を走破。ベストタイムは1分21秒878とメルセデス勢に引けを取らない出来だった。

3番手にはフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が入り、1分22秒076。こちらも100周以上走り込んでいた。

注目のマクラーレン・ホンダは、初日はアロンソがテストを担当したがチェックラップの1周を終えて以降トラブルに見舞われ、この日の大半をガレージで過ごすことに。セッション終盤になって再び走行を再開したが、合計29周でベストタイムはトップから3秒遅れの1分24秒852。苦しいスタートとなってしまった。

2017F1バルセロナ合同テスト(1回目)1日目結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分21秒765/73周
2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分21秒878/128周
3.フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)1分22秒076/103周
4.ケビン・マグヌッセン(ハース)1分22秒894/51周
5.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分22秒926/50周
6.バルテリ・ボッタス(メルセデス)1分23秒169/79周
7.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分23秒709/39周
8.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分24秒494/51周
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)1分24秒784/57周
10.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分24秒852/29周
11.マーカス・エリクソン(ザウバー)1分26秒841/72周

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る