【BMW 5シリーズ 新型】 7シリーズ に迫る充実の装備…523dラグジュアリー[写真蔵]

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BMW 523dラグジュアリー
BMW 523dラグジュアリー 全 39 枚 拡大写真

7年ぶりのフルモデルチェンジで7代目に進化したBMW『5シリーズ』。まずはセダンボディが日本に導入された。撮影車両は2リットル直4ディーゼルエンジンを搭載する「523d」だ。

5シリーズは標準仕様、ラグジュアリー仕様、スポーティ仕様の3仕様が基本のモデルラインアップとなっている。ただし、530i以上のモデルは標準仕様は設定されない。

搭載されるエンジンのスペックは最高出力が190馬力、最大トルクは400Nmで8ATが組み合わされている。サスペションはフロントがダブルウィッシュボーン、リヤがインテグラルアームと呼ばれるマルチリンク式となる。

今回の5シリーズは空力性能も飛躍的に向上。空気抵抗(cd)値は0.22という非常に低い数値を実現している。この低空気抵抗なども加わり、撮影車の523dの燃費は21.5km/リットルを実現。ポスト新長期規制をクリアした「クリーン・ディーゼル自動車」と認定され、自動車取得税および重量税が100%減税、翌年度の自動車税が75%減税となる。

ラグジュアリー仕様とMスポーツ仕様はともに標準タイプよりも装備面が充実するが、とくにラグジュアリー仕様の場合はシートがダコタレザーとなり、ランバーサポートやシートヒーターを装備。またロール式のリヤサイドウインドウシェードも装備するなど、コンフォート性を重視した設定となっている。523dラグジュアリーの価格は標準タイプに対して70万円高、Mスポーツより2万円高の768万円。

撮影車はバウワース&ウイルキンスのダイヤモンド・サラウンド・サウンドシステム(56万円)、BMWインディビディアル・リーディング・ライト(5万4000円)、メタリックペイント(9万円)のオプションが装備されていた。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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