【鈴鹿ファン感謝デー2017】ミカ・ハッキネン、16年ぶりの鈴鹿来場に感激

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16年ぶりに鈴鹿サーキットにやってきたミカ・ハッキネン
16年ぶりに鈴鹿サーキットにやってきたミカ・ハッキネン 全 9 枚 拡大写真

鈴鹿サーキットで行われている「モータースポーツファン感謝デー2017」に、元F1王者のミカ・ハッキネンが来場。ファンの熱気に感激していた。

今回スペシャルゲストとして、急きょ来場が決まったミカ・ハッキネン。1998年と1999年には鈴鹿での日本GPを制し、2年連続でワールドチャンピオンを獲得した。

2001年の日本GPを最後にF1を引退。鈴鹿サーキットの来場は、それ以来16年ぶりだという。

今回はデモ走行等の予定はなく、トークショーやプレミアムサイン会の出演のみ。それでも、彼を一目見ようとグランドスタンドには多くのファンが詰めかけ、フィンランド国旗も複数見られた。

ステージに登場したハッキネンは、この光景をみて「最高だね。16年ぶりに鈴鹿にきたけど、その時と変わらないたくさんのお客さんがいて、本当に驚いているし、皆さんと再会できて本当に嬉しい。今週末はたくさんのレーシングカーやモーターバイクも見ることができて幸せな気分だよ」と満面の笑み。トークショー中もファンの声援に応えて手を振っている姿が何度も見られた。

ハッキネンは鈴鹿に来る直前に、バルセロナで行われたF1プレシーズンテストに行っていたとのこと。そこで見た今年のF1マシンの感触については「驚いたことに、メカニックやチームのみんな、もちろんドライバーもみんな笑顔なんだよ。なぜかというと、全員がアクセル全開で走ることができたから。最近は色々とコントロールする必要がありストレスが溜まる部分もあったが、今シーズンはそれがない。またコーナリングスピードも上がっているので、みんなも期待して見てほしい」と語った。

今年は大きくレギュレーションが変わり、昨年より速くなるとは言われているものの、それがどれくらいなのかは全くの未知数。間近で最新のF1マシンの走りをみたハッキネンからのフィードバックということで、集まったファンの興味津々に聞き入っていた。

なお、ハッキネンは明日も来場予定。同じようにグランドスタンド前で15時50分ごろからトークショーを行う予定だ。

《吉田 知弘》

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