【ジャパンボートショー2017】月々3240円でスタートできるボートライフ…ヤマハマリンクラブシースタイル

船舶 エンタメ・イベント
ヤマハマリンクラブシースタイル(ジャパンボートショー2017)
ヤマハマリンクラブシースタイル(ジャパンボートショー2017) 全 12 枚 拡大写真

日本でマリンレジャーを楽しみ、ボートライフを送っている人の数、率ともに先進国ではまだかなり少ないという。いっぽう、その原因は「コストがかかる」「免許を取るのが大変そう」という人は少なくない。

国内でボートライフを促進し、リーディングカンパニーでもあるヤマハ発動機は、ボートの製造販売以外でも、こうしたマリンレジャーやボートライフのいわば「お膳立て」の部分にも注力している。

免許取得もヤマハボート免許教室を展開、全国で受講可能だ。学科試験に向けてのオンラインスクールで、空いた時間に小まめにスマホで、しかも自分のペースで勉強できる「スマ免」もスタートしかなり好評を博しているという。

そして昨年会員数が20000人を超えたヤマハマリンクラブ「Sea-Style(シースタイル)」。今回のボートショーのブースでも圧倒的に大きいヤマハ発動機ブースの中でも、船の展示に負けないほど大きいスペースを割いて、このシースタイルの紹介、入会手続きを受け付けていた。

実際ボートを所有するとなるとかなりコストもかかり、新艇となれば価格が住宅に匹敵するレベルのものも少なくないため、購入のハードルは高い。しかしシースタイルでは、ヤマハの幅広いラインナップのボートの多くがラインナップされ、ホームマリーナも全国にある。会員になれば使いたいときだけ希望の用途のボートをレンタルできるシステムだ。

入会金2万1600円、月3240円の会費で入会でき、レンタル料金も3時間数千円からと、レンタカー並みの金額でレンタルできる。ボートのサイズもいろいろあり、定員までは何名乗っても料金は変わらないので、一人あたり数千円という手軽な金額になり、近年は若年層や、女性の会員も増えているそうだ。

特殊小型船舶で操縦できるPWC(パーソナル・ウォーター・クラフト)のプロモーションも、会場では力を入れていた。この分野でも、マリンレジャー、ボートライフのハードルは高くないということを訴求していた。

ヤマハマリンのイメージガール藤木由貴さんと、釣りガールとしてもアクティブに活動する晴山由梨さんによるトークショーが、毎日複数回ずつ実施され、トークの内容もボート免許を取った時の体験談や、気軽にマリンレジャーを楽しめるシースタイルの魅力に関する体験談にかなりの時間を割いていた。

「学科試験は難しいと思いましたが、勉強の甲斐もあって合格できました。シースタイルに入ると気軽に借りられるので、入会したい」と藤木さん。また晴山さんはすでにシースタイルの会員で、よく利用しており「全国にシースタイルのホームマリーナがあるので、いろんなところで借りています。釣りメインですが、場所が変われば当然釣れる魚は違いますので楽しいですね。シースタイルのボートは3年ごとに更新されているそうで、新しいボートが多く綺麗で、女性でも利用しやすいです」と話していた。

また全国のシースタイルを扱うマリーナもブースを出展。地元外からの会員誘致にも熱心だ。「ボートのセールス自体はリーマンショック以前のレベルまで戻って来ました。シースタイルもさらに拡大、また利用していただきやすい会を目指していきたい」と、プレスブリーフィングで方針が示された。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る