宅配便の再配達削減に向けて、パナソニックが宅配ボックスの種類を拡充…一家に1台めざす

自動車 ビジネス 国内マーケット
追加する宅配ボックス「コンボ」
追加する宅配ボックス「コンボ」 全 2 枚 拡大写真

ドライバー不足で宅配便の荷受け抑制を事業者が検討している中で、パナソニックは6日、宅配便の再配達削減に貢献する宅配ボックス「コンボ」の種類を拡充すると発表した。

宅配ボックス市場は、ネット通販や共働きの増加などにより需要が拡大しており、同社の販売台数も2016年度は前年度比約2倍近くになる見込み。

同社では、宅配ボックスを活用した再配達削減の実証実験を福井県あわら市と共同で実施したところ、市内モニター設置世帯における配達率は、設置前の約49%から設置後(昨年12月実績)約8%に減小。今後、宅配ボックスの需要拡大が見込まれる。

今回発売する3種類は、新たな市場ニーズに先駆けて品種を拡充したもの。アパート用の「COMBO-Maison」は、暗証番号式のため鍵の交換が不要で、後付け設置にも対応する。

戸建住宅用の「COMBO-int」は、住宅壁埋め込み専用で、家の中から郵便物も宅配物も取り出せる。「COMBO-F」は、ポスト一体型宅配ボックス。

3種とも電気を使わない押印機能を搭載しており、電気代が不要。同社は、宅配ボックスをポストのような一家に1台の製品に定着させることを見据え、今後も品ぞろえを拡充する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る