【小美玉オールドカーミーティング2017】オーテックバージョンなどレアなスカイライン

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
カルソニック スカイライン Gr-A GT-Rとハコスカレーシング
カルソニック スカイライン Gr-A GT-Rとハコスカレーシング 全 36 枚 拡大写真

去る3月5日、茨城県小美玉市の茨城空港で開催された「小美玉オールドカーミーティング in 茨城空港スカイスリーフェスタ」。旧車イベントではお馴染(なじ)みの日産『スカイライン』は、ここでも「GT」と「GT-R」が目立っていたが、ちょっと珍しい車両もあった。

地味ではあるが、おやっと思ったのは「1500 2ドアハードトップ」(1972年)。3代目の”ハコスカ”だが6気筒の2000GT系に比べるとノーズがかなり短い。搭載するエンジンは、プリンス製の直列4気筒OHC1500ccというG15型だ。ホイールやフェンダーミラー以外はほぼノーマル。残存数は少ないと思われる車だった。

もう1台、こちらも地味めだがレアな存在だったのは「R32 オーテックバージョン」(1992年)。搭載するエンジンは220馬力のRB26DE。過給機なしのNAだ。GT-Rのいわば4ドアディチューン版。しかもAT専用モデルである。オーナーによれば普段使いで乗りやすい車だが、高回転ではレーシーな音が楽しめるとか。総生産台数198台という希少車だ。

「ターボ GT-EX」もちょっと珍しい。6代目の”ニューマンスカイライン”で大きなトピックは、4代目のC110型以降途絶えていたDOHCエンジンが復活し「2000RS」が登場したことだったが、こちらはその直前のSOHC+ターボモデル。1981年9月登録の超初期型で、オリジナルを維持していた。

一方、自衛隊の退役機「ファントム」の近くで派手に目立っていたのは、2台の特別展示車両。「カルソニック スカイライン Gr-A GT-R」(プリンスガレージかとりの協力)と、NISSANヒストリックカーエキシビションレースに出場した「ハコスカレーシング」(GT-Rオーナーズクラブ中部の協力)。子供なら室内に入れるとあって人気を博していた。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る