【ジュネーブモーターショー2017】日本発売はなし? トヨタ ヤリスGRMN は欧州限定車

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ・ヤリスGRMN(ジュネーブモーターショー2017)
トヨタ・ヤリスGRMN(ジュネーブモーターショー2017) 全 13 枚 拡大写真

トヨタはジュネーブモーターショー2017で、『ヤリス』(日本名:ヴィッツ)のスポーティモデル「ヤリスGRMN」を発表した。2018年初頭にヨーロッパで販売を開始、年内に受注を開始する予定で、現在のところヨーロッパ限定車となるもよう。

【画像全13枚】

ヤリスGRMNは、トヨタのモータースポーツ部門であるTOYOTA GAZOO Racingによるチューニングが施された高性能ハッチバック。GRMNの“MN”は「マイスター・オブ・ニュルブルクリンク」の略で、他GRMNモデルと同様にニュルブルクリンクで鍛え上げられた高性能モデルであることを示している。

高い剛性が売りの改良新型をベースに、210馬力を発揮する1.8リットルスーパーチャージャーエンジンを搭載。シャシー強化や、SACHSショック、トルセンLSDなどで走りを強化するほか、BBS17インチホイールやリアスポイラー、センターエギゾーストなど、見た目にも走りを予感させるものとした。

ヤリスは18年ぶりのWRC(世界ラリー選手権)に参戦し、2月にスウェーデンでおこなわれた第2戦で早くも優勝を飾っている。戦いのステージが違うとはいえ、モータースポーツ直系のホットなモデルを欲しいと思うファンも少なくないであろう。しかし残念ながらこのヤリスGRMNはヨーロッパのみの限定販売となるようだ。

しかし、ヴィッツのホットモデルといえば、1月に開催された東京オートサロンの場でGAZOO Racingによる『ヴィッツTGRコンセプト』なるモデルが発表されていた。詳細は明かされなかったが、エアロやホイールなどは今回のヤリスGRMNとは異なっており、こちらが実質的な日本市場向けのGAZOO Racingバージョンとなるだろう。スペックや販売時期も未公表だが、日本のトヨタファン、ヴィッツファン、ホットハッチファンの諸兄はTGRコンセプトに注目していた方が良さそうだ。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  2. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  3. 【シトロエン ベルランゴ 新型試乗】室内も走りも、シトロエンらしい“心地いい系”…島崎七生人
  4. 「さすが私が欲しいバイク」ヤマハの原付二種スポーツ『XSR125』が「バイクオブザイヤー2025」に、SNSではファン興奮
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る