【ジュネーブモーターショー2017】トヨタの欧州販売、50%をハイブリッドに…2020年目標

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)の2017年型
トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)の2017年型 全 4 枚 拡大写真

ハイブリッド車を環境対応車の主軸に位置付けるトヨタ。同社が、今後の欧州でのハイブリッド車の販売について、意欲的な目標を提示した。

画像:トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)の2017年型

これは、ジュネーブモーターショー2017のプレスカンファレンスにおいて、トヨタモーターヨーロッパのヨハン・ファン・ゼイル社長兼CEOが明らかにしたもの。「2020年までに、欧州販売に占めるハイブリッド車の割合を50%に引き上げる」と発表している。

トヨタは2016年、欧州市場において、過去最高の29万5000台のハイブリッド車を販売。前年比は41%増と大きく伸びて、7年連続で増加した。

この勢いに乗って、トヨタは2020年までに、欧州販売に占めるハイブリッド車の割合を50%に引き上げる計画。そのための重要車種が、欧州Bセグメントの主力モデルの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)。

ゼイル社長兼CEOは、「欧州でのヤリスの販売の40%がハイブリッド。欧州トヨタ全体のハイブリッド車販売においても、ヤリスが32%を占めている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る