高齢者が安心して移動できる社会を目指して---国土交通省が検討、環境整備へ

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国土交通省は、高齢者が安心して移動できる環境整備に向けての方策を検討する。

高齢運転者による重大な交通死亡事故が相次いでおり、交通死亡事故における高齢運転者の割合も上昇している。3月には、免許証更新時に認知症のおそれのある運転手に診断が義務付けとなるなど、高齢運転者の交通安全対策を強化する改正道路交通法が施行される。今後も更なる高齢化が進む中、自動車の運転に不安を感じる高齢者が、自家用車に依存しなくても生活の質を維持していくことが課題となっている。

加えて、昨年11月15日に開催された「高齢運転者による交通事故防止対策に関する関係閣僚会議」でも「自動車の運転に不安を感じる高齢者の移動手段の確保など、社会全体で高齢者の生活を支える体制の整備を着実に進める」との総理指示が出された。

このため、国土交通省では、関係省庁の協力を得て、高齢者が安心して移動できる環境の整備についての方策を幅広く検討する。

有識者やタクシー、バスの業界団体関係者で構成する「高齢者の移動手段の確保に関する検討会」を新設して、高齢者の移動手段としての公共交通などについて検討してもらう。

《レスポンス編集部》

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