日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは3月上旬、2月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万3737台。前年同月比は32.5%増と、6か月連続で前年実績を上回った。
セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が3444台。前年同月比は2.4%増と、3か月連続で増加した。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年同月比16.2%減の414台と、減少が続く。2016年9月に新型を投入した『Q60』(日本名:次期日産『スカイラインクーペ』)が、前年同月のおよそ4.7倍の810台と、6か月連続のプラス。
SUVでは、『QX60』が2658台にとどまり、前年同月比は2.6%減と、8か月連続で減少。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、前年同月比0.6%減の1388台と、マイナスに転じた。
また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同月比38.5%増の986台と、4か月連続のプラス。最上級SUVの『QX80』は、9.1%増の1623台と、2か月連続で増加する。新型コンパクトクロスオーバー車の『QX30』は、2414台と良好な立ち上がり。SUV全体では、前年同月比43.4%増の9069台を売り上げた。
インフィニティの2016年米国新車販売は、13万8293台。前年比は3.6%増だった。