【IAAE 2017】店舗イベントGPを初開催…個性あふれるお客さま向けイベント

自動車 ビジネス 国内マーケット
プレゼンターの株式会社オートバックスセブン相談役住野氏と受賞者たち(左から、黒田モーター商会・黒田社長、郷田鈑金・駒場社長、ガラージュモリ・奥谷社長)
プレゼンターの株式会社オートバックスセブン相談役住野氏と受賞者たち(左から、黒田モーター商会・黒田社長、郷田鈑金・駒場社長、ガラージュモリ・奥谷社長) 全 4 枚 拡大写真

整備工場、鈑金工場、ディテイリングショップなど、全国の自動車関連の店舗で行われている個性豊かなお客さま向けイベントの紹介・表彰をする「店舗イベントGP」が、15日に開催された。初開催となる今回は6店舗がエントリーし、国際オートアフターマーケットEXPO(略称・IAAE)の会場で各社自慢の取り組みを発表した。来場者の投票によって初代グランプリが決定。IAAE後に行われた同日の懇親会の席で表彰が行われた。

発表に先がけて行われた各店舗のプレゼンテーションでは、BBQ大会、餅つき大会、マグロの解体ショーなど、次々とユニークなイベントが登場。いずれも地元客の心を掴んで離さない選りすぐりの催しだ。発表を聞いていた来場者の中には、自店でも取り入れられそうなアイデアをメモや写真にしたためる人や、イベント内容に感嘆したような表情を浮かべる人などそのリアクションは様々。お客さまを喜ばせるためのヒントが確かに与えられた様子だった。

どれも甲乙つけがたいアイデアに溢れるイベントだったが、来場者投票の結果、今年のグランプリは長野県の郷田鈑金に決定。内容は、地元の小学生に塗装体験をしてもらうというもの。子供のことを考え、塗料ではなく絵の具を使用する心づかいや、地域密着の重要性が強く訴えられた同社の駒場豊社長のプレゼンが、多くの来場者の心を掴んだようだ。

表彰式では、駒場社長自らが表彰状を受け取り「栄えある賞を頂き本当にありがとうございます。会社のみんなに報告させて頂きます!」と“初代王座”に就いた喜びを口にした。また奈良県のガラージュモリと三重県の黒田モーター商会に、優秀賞が授与されることも発表された。

お客さまに自分のお店を繰り返し、長く利用してもらいたいというのは、どんな店舗も同じ気持ちだろう。その取り組みの一環として行われる各社のイベントは、そのお店の歴史や個性、そこで働いている人々の様子まで映し出すものだ。もしも、みなさんの家の近くで、店舗イベントが開催されていたら、一度足を運んでみて欲しい。きっとお店の心意気や、息づかいが伝わり、気づいたら常連になっていた、なんてこともあるかもしれない。

▼エントリー(プレゼン発表順)▼

ユサワ自動車(栃木県)
マグロの解体ショーが目玉企画の「恩返し祭」を20年以上にわたり開催

車楽(愛媛県)
感謝祭として、スタッフやその家族も参加する大BBQ大会を実施

英貴自動車(兵庫県)
お客様向けに地域住民と作り上げたレストスペースをお披露目する新春餅つき大会

黒田モーター商会(三重県)
スタッフ全員でコスプレする「お客様大感謝祭」が恒例行事

郷田鈑金(長野県)
地元の小学生向けに塗装体験を開催

ガラージュモリ(奈良県)
本社ショールームをカフェとして開放し、憩いの場として提供

【IAAE17&ATTT17】店舗イベントGPを初開催…個性あふれるお客さま向けイベントのグランプリに輝いたのは、この店舗だ!

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  4. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る