米トランプ政権、日本の自動車市場の開放を求める意見書を提出…WTO

自動車 ビジネス 企業動向
3月15日、ミシガン州で自動車産業労働者に向けてスピーチするトランプ大統領 (c) Getty Images
3月15日、ミシガン州で自動車産業労働者に向けてスピーチするトランプ大統領 (c) Getty Images 全 1 枚 拡大写真

米国のトランプ政権が、日本の自動車市場の閉鎖性の是正を求める意見書を、国際機関に提出していたことが判明した。

これは3月中旬、WTO(世界貿易機関)に米国政府が提出した書類から明らかになったもの。「日本の自動車市場の開放を求める」ことを含めた意見書を提出している。

この意見書の中で、米国政府は、「日本の自動車市場は閉鎖的。米国政府はこれまで、懸念を強く表明してきた」と述べ、日本の自動車市場について、閉鎖性を是正するよう求めている。

現在、米国の自動車メーカー「ビッグ3」では、GMとFCA US(フィアット・クライスラー)が日本市場に進出。フォードモーターは2016年内をもって、日本市場から撤退している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る