【レクサス LC】原点に立ち返った基本性能の追求[写真蔵]

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レクサス LC500h
レクサス LC500h 全 40 枚 拡大写真

レクサスはフラッグシップ・ラグジュアリークーペ『LC500』を発売した。コンセプトカー『LF-LC』の革新的なデザインイメージをモチーフに、最新FRプラットフォーム「GA-Lプラットフォーム」や、マルチステージハイブリッドシステム、ダイレクトシフト10ATを採用し「すっきりと奥深い走りを実現」したとしている。

ボディサイズは、全長4770mm×全幅1920mm×全高1345mm、ホイールベース2870mm。低重心かつ低い全高とワイドな全幅でアグレッシブなスタンスを実現し、四隅のタイヤを強調するフェンダーが張り出した、抑揚ある立体構成でクーペとしての機敏さを表現した。

スピンドルグリルはボディと一体化させ躍動感を強調。新開発の超小型3連LEDヘッドランプユニット、L字型に発光するLEDクリアランスランプを配置し精悍な表情をつくる。リアにもスピンドルのモチーフを取り入れたほか、テールランプ外側から縦下方向に伸びたターンシグナルランプ、マフラーディフューザー左右下端の配置と合わせ、重心の低さとワイド感を強調する。

ステアリングホイールは、握る位置に合わせて断面形状を緻密に変化させ、手にしっくりと馴染むよう配慮。パドルシフトにはマグネシウム素材を使用し操作性と高い質感を演出。シフトレバーはエレクトロシフトマチック採用によるすっきりとした操作感やフィット感を作りこんだという。開放的なグラスルーフやアルカンターラ素材の採用などで高級感を醸し出す。ドライビングの高揚感を演出するコックピット空間と、乗員を包み込むおもてなしの助手席側空間を融合により「独自のラグジュアリー性を表現」した。

走行パフォーマンスにおいては「原点に立ち返った基本性能の追求」をおこなった。レクサスFRラインアップの基礎となる新開発「GA-Lプラットフォーム」により、慣性諸元の作りこみやボディの高剛性・軽量化に徹底的にこだわり、FR車が持つ本質的な魅力である優れた走りとデザインの実現に大きく寄与した。またフロント、リアには新開発のサスペンションを装備。レクサスのスポーツモデルの特徴である優れた安定性と乗り心地の両立を高次元で実現した。

パワートレインは、ハイブリッドシステムに有段ギヤを組み合わせた世界初のマルチステージハイブリッドシステムを「LC500h」に採用。V型6気筒3.5リットルエンジンと走行用モーターの出力を制御することで、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現するとともに、EV走行領域を拡大することで15.8km/リットル(JC08モード)の低燃費を両立。またLC500は、最大出力477ps、最大トルク540Nmを発生する5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンと新開発10速ATとの組み合わせとなる。

レクサスLC500は、匠の技を最大限に盛り込むべくトヨタ元町工場の専用ラインで生産される。『LFA』で開発したCFRP製造技術RTM(樹脂注入成形法)をさらに進化させたCFRPルーフ採用を実現。異種材同士を締結するセルフピアッシングリベットを採用し、アルミダイキャストサスペンションタワーの採用を可能とした。また、インテリアの表皮巻きやステッチはすべて手作業で仕上げられる。

《レスポンス編集部》

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