WILLERのレストランバス、2台目…熊本と新潟で地場コラボ展開

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WILLER「レストランバス」2号車 完成試乗会(都内、3月17日)
WILLER「レストランバス」2号車 完成試乗会(都内、3月17日) 全 8 枚 拡大写真

「2階建てのWILLERバスを改造した2台目のレストランバスです」。東京・大崎に真っ赤な2階建てバスが現れた。WILLERがつくった2台目のレストランバスだ。3月17日、この2号車のデモンストレーションを実施。都心を走りながら新たなメニューのひとつを試した。

【画像全8枚】

WILLERグループが手がけるレストランバスは、2016年5月に1台目が登場。地域の魅力や食材、歴史、風土、トレンドなどを編集し、コース料理メニューとして具現化。乗って食べて地域を体感するというプログラムを開発し、1年が経とうとしている。

同社は、このレストランバスの1年弱の実績をもとに、新たに2号車を制作。1号車と同様、同社が保有する三菱ふそう「エアロキング」をベースに、ルーフ部分をカットし、2階フロアをオープン化。国内では同社の2台しかないという、向い合せのテーブル席を設置し、「広範囲で地域の食と絶景を楽しめる時間をつくる」という。

「1号車は、その型をつくるために、新車バス2台分ぐらいのコストがかかった。今回の2台目は、型があるので、それよりも低いコストでつくることができた」とWILLERの村瀬茂高代表。2号車は、1号車よりも「祭」のイメージを色濃くし、提灯やのれん、畳調のシートなど、和を想わせるデザインに。


◆レストランバス独特の揺れと風

同社は、4月1日から新潟エリアでレストランバスを展開。自然栽培米のコシヒカリ、越後姫ブランドの苺などを活かしたメニューと、新潟ならではの地酒・ワインを組み合わせて、地元の魅力を発掘していく。3月17日の試乗会では、大崎駅前から約1時間、都内をめぐりながら新潟の食を体感できた。

大崎駅前を発つと、レストランバスは第一京浜(国道15号)を北上、再開発がすすむ品川・泉岳寺駅周辺を行くころ、新潟の地酒が出てくる。テーブルには佐渡島産の黒豚などを用いたテリーヌ、新潟沖でとれた南蛮海老の素揚げをあしらった焼きリゾットなどが並ぶ。

「はい、それでは東京タワーを見ながら乾杯しましょう!」。キャビンクルーがグラスを上げると、2階フロアのゲストたちは「チンチーン」「サウージ」といった声で互いにグラスを突き合わせた。


同社のレストランバスが2台体制となり、4月から熊本と新潟の2エリアで展開することに。村瀬代表は「インバウンドのリピーターにともない、『次の旅先』となる地域を求めていく。アジア地域のインバウンドは、初回に有名観光地へ向かい、2回目以降は『もっと深い日本の魅力に触れたい』というニーズから、都市から地域へと視野を広くとっている」と話していた。

試乗会では、新潟の地酒やビール、リゾットやテリーヌとともに1時間ほど都心を周遊。品川や三田のビル街、御成門界隈の緑、東京タワーをオープントップから眺め、3月の冷たい風を感じながら、新潟ならではの食を体感できた。


熊本と新潟で走り出す、WILLERのレストランバス。熊本版は、阿蘇赤牛のハンバーグ、湧水ヤマメの塩焼きフリット、地酒などがセットで大人ひとり1万円。3月17日から受付開始、4月8日から運行開始。村瀬代表は、「地域のためのインバウンド誘客ツールを、点在する地域の魅力と食をかけ合わせ、日本らしさと安心を込めてさらに発掘していきたい」とも話していた。

《レスポンス編集部》

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