【東京モーターサイクルショー2017】マン島TT『神電 六』で、ガイ・マーチンが参戦...チーム無限

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無限『神電 六』でマン島TTゼロチャレンジに、今年も連覇狙う(24日・江東区)
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無限(M-TEC)は、今年も6月開催のマン島TTゼロクラスチャレンジに参戦する。チーム無限(TEAM MUGEN)として12年から5年連続参戦、3連覇という偉業を達成している中で、さらにニューマシン『神電 六』を登場させた。

【画像全5枚】

チーム無限が参戦するゼロクラスチャレンジは、電動レーサーバイクがマン島約60kmの周回コースをタイムトライアル形式で競う。

チーム無限がすごいのはゼロクラスチャレンジで連覇を続けるだけでなく、毎年電動レーサーバイクのスピード記録を塗り替えてきたことだ。しかし昨年、そのスピード記録の更新が止まった。宮田明広監督は「トラブルがあって、悔しい思いをした」と、振り返る。

昨年のレースでは、『神電 伍』がコース途上に数か所あるジャンプスポットのひとつを通過した時の衝撃で、電気スイッチのトラブルが発生した。その影響で最有力候補だったジョン・マクギネスが優勝争いから脱落。チーム無限からは2人のライダーが参戦しているため、後続のブルース・アンスティが連覇を守ったものの、トラブルを恐れた手堅いライディングだったためスピード記録を塗り替えるまでには至らなかった。

マン島TTのレースは一般道で行われるため、サーキットでは想定しえないストレスをライダーとマシンに与える。その苦い記憶がチーム無限を奮い立たせている。

「『神電 六』は『神電 伍』をさらに進化させることを開発の目標にしている。バッテリーの容量アップはもちろん、モーターの性能を最大限引き出すためにコントロールユニットを自社開発ですべてやり直した」(宮田氏)

開発ライダーの宮城光氏は「モーターで動く電動バイクは、もちろんレシプロエンジンよりスムーズに動くのですが、そのスムーズな回転にも質があると、新しい『神電 六』には思わせるものがある。モーターには無限大の可能性を感じる。開発ライダーとしては、いかに選手に乗りやすくするかを最後まで試行錯誤したい」と語る。

さらに今年は、優勝したアンスティにかわり、ガイ・マーチンが起用された。

「マクギネスは、マン島現役最多優勝記録を持つ。いちばん頼りになるライダー。マーチンはマン島でいちばん人気があるライダー」と、宮田氏は評した。

米ユタ州ソルトレイクシティのボンネビル・スピードウェイで、宮城氏は世界最速の記録を持っている。マーチンもそこにいた。「マーチンも同じ時に、トライアンフで出場した。ライダーとして未知のところに挑戦するチャレンジしていくファイトある男」と、宮城氏。

マーチンは、2年前にマン島TT参戦休止を発表していたが、電動レーサー神電に興味を持ち、再出場を決意したという。

《中島みなみ》

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