「低粘度エンジンオイル」が必要とされる理由…カストロールの「0W-16」

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カストロール エッジ 0W-16
カストロール エッジ 0W-16 全 2 枚 拡大写真

カストロールが新たに発売したエンジンオイル『カストロール エッジ 0W-16』と『カストロール マグナテック ハイブリッド 0W-16』の最大の特徴。それは「0W-16」と表記されているように低粘度であることだ。実はこの「0W-16」がポイント。この数値こそ、これからのエンジンオイルの主流となる粘度なのだ。

そもそもエンジンオイルを選ぶときに大切なのは、自分のクルマにあった種類を選ぶこと。その指針のひとつになるのがエンジンオイルの“粘度”だ。

かつて主流だったのは「0W-30」や「10W-40」といったタイプ。左側の数値が小さければ小さいほど低温時でもオイルが柔らかく、始動性や燃費性能に優れていることを示す。一方、右側の数値が大きいほど、高温でもオイルが硬いことを表し、熱や摩耗からエンジンをしっかりと保護してくれる。さまざまな走行条件に対応するためには、対応できる温度域にある程度の幅をもたせることが必要とされていた。

しかし、ここ数年、クルマのエンジンは環境性能や燃費性能を追求し、飛躍的な進化を遂げた。そのため、エンジンオイルにもそれに見合った性能が求められている。

とくに環境性能に優れたエンジンの場合は、エンジンオイルの温度が低くても抵抗が少ないことや、始動後に素早くエンジンオイルが内部に行き渡るといったことが重要。それらを実現するために必要なのが「低粘度」であることだ。温度が低くてもサラサラな状態なら、オイルがエンジン内部に素早く行き渡り金属パーツを保護し、なおかつスムーズな動きを助けるというわけだ。そして現在の新車は、ほとんどが低粘度な「省燃費エンジンオイル」を指定オイルとしているのだ。

もちろん、ただ単純に低粘度ならいいというわけではない。エンジンオイルには、エンジン内部の動きをスムーズにするだけでなく、エンジン内部の金属パーツを保護するという重要な仕事がある。そこで、オイルはサラサラだけど、金属の摩耗を抑えるための皮膜をしっかりと形成する必要があるのだ。

たとえば『カストロール エッジ 0W-16』には液体チタン配合したチタン油膜強化技術(新技術チタンFST)を使っている。この独自技術により強靱な皮膜を形成。高速走行から街乗り、そしてストップ&ゴーを繰り返すような状況でも、金属パーツの接触や摩耗を低減してくれるのだ。

また、ハイブリッド車やアイドリングストップ機構を搭載したクルマ向けに開発したのが『カストロール マグナテック ハイブリッド 0W-16』だ。頻繁にエンジン停止と始動を繰り返すハイブリッド車やアイドリングストップ搭載車は、エンジンオイルの温度上昇が一般的なエンジンと比べて低いため、低温時でもしっかりとエンジンを保護する性能が求められる。そこでカストロールは、エンジン内部の金属部に磁石のように吸着する高純度インテリジェント分子を配合。エンジンが停止した状態でもエンジン内に強力な保護膜を形成し続けるのだ。

もちろん「0W-16」という低粘度の省燃費エンジンオイルは、すべてのクルマのエンジンに適合するわけではない。愛車に相応しい粘度をもったエンジンオイルをきちんと選ぶことで、そのクルマの性能が存分に発揮できるのだ。

その中でより高性能なものを選ぶことによって、愛車をいたわることができる。だからこそ、純正指定が多くなった「0W-16」という低粘度の市販エンジンオイルをカストロールが新たに発売したのだ。

カストロール エッジ チタンへの挑戦「チタン・アイス」

《レスポンス編集部》

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