母親が抱いていた乳児が死亡---乗用車が電柱に衝突

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26日午後3時40分ごろ、兵庫県神戸市兵庫区内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の電柱に衝突する事故が起きた。この事故で後部座席に同乗していた母親が抱いていた生後2か月の男児が死亡している。

兵庫県警・兵庫署によると、現場は神戸市兵庫区湊川町4丁目付近で片側2車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして路外に逸脱。道路左側の歩道内に設置されていた電柱へ衝突した。

衝突によってクルマは中破。後部座席に同乗していた23歳の女性はシートから投げ出される状態となり、腕に抱いていた生後2か月の男児は運転席シートと女性との間に挟まれる状態で頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。女性も打撲などの軽傷。運転していた同区内に在住する23歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

事故当時、チャイルドシートは使用されておらず、負傷した女性もシートベルト未着用の状態だったとみられる。聴取に対して運転者の男性は「うとうとしていた」などと供述しており、警察では漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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