ドライブレコーダー、3年間で販売台数は3倍増…GfKジャパン調べ

自動車 ビジネス 国内マーケット
ケンウッド ナビ連携型ドライブレコーダー DRV-N520(参考画像)
ケンウッド ナビ連携型ドライブレコーダー DRV-N520(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

GfKジャパンは、全国のカー用品量販店、家電量販店、インターネット通販等の販売実績に基づくドライブレコーダーの国内販売動向を発表した。

2016年のドライブレコーダーの国内販売台数は前年比29%増の79万台。大型バスの転落事故や高齢者による自動車事故などの報道を受け、万が一の備えとして注目を集め、年間販売台数は3年前と比べて約3倍に拡大した。増加傾向にあったメーカー参入は一段落、販売メーカー数は前年並みの60社強となった。

また2016年は引き続き高機能化が進展。前方衝突警報機能、車線逸脱警報機能といった安全運転支援機能を搭載したモデルは数量構成比で前年の1割弱から2割へと拡大した。安全運転支援機能搭載モデルの税抜き平均価格は1万8000円強と、非搭載モデルとの価格差が5000円程度にとどまることも支持を集める一因と考えられる。またカメラ画素数では、300万画素以上のモデルが数量構成比で44%へ拡大。さらに夜間モード搭載モデルも60%を占めるまでに拡大した。

このほか、LED信号対策済みモデルにも注目が集まる。現在はフレームレート30fpsのモデルが販売数量の6割を占めるが、同モデルでは西日本を中心とする周波数60Hzの地域では周期が重なるとLED信号機が真っ暗に映ることがある。フレームレート28fpsなどのLED信号対策モデルはラインアップが増加しており、今後の伸長が見込まれる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハンマーヘッド顔の新型『アクア』にさらなる上質を、モデリスタがカスタマイズアイテム発売
  2. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る