南海電鉄、難波駅に「大開口」ホームドアを試験設置へ

鉄道 企業動向
難波駅のホームドア設置イメージ。開口部が広いタイプのホームドアを試験的に設置する。
難波駅のホームドア設置イメージ。開口部が広いタイプのホームドアを試験的に設置する。 全 2 枚 拡大写真

南海電気鉄道は3月30日、難波駅(大阪市中央区)にホームドアを試験的に導入すると発表した。2018年度の設置を目指す。

南海電鉄の難波駅は、南海線と高野線のターミナル駅。1日平均の乗降人数は25万人を超える。国土交通省の「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」は2016年12月、1日10万人以上が利用する駅は原則2020年度までにホームドアを整備すべきとした中間報告をまとめている。

南海の発表によると、二重引き戸構造にして開口幅を大きくとる「大開口ホーム柵」を、1番線乗車ホーム(高野線)に2両分だけ設置。2017年度に設計し、2018年度に製作と設置を行う。ドアの高さ(戸袋部)は1.4m程度になる。南海は試験導入により実用上の課題を検証し、ホームドアの整備を図っていく方針だ。

《草町義和》

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