日産 西川社長、「”技術の日産”の上にもうひとつの顔をつくる」…就任会見

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日産 西川廣人社長兼CEO
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日産自動車の社長兼CEOに4月1日付で就任した西川廣人氏は3日、横浜市の本社で報道関係者の共同取材に応じ、同社を「スローダウンさせることなく着実に進化させ、成長させていきたい」と抱負を述べた。

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西川社長はまず、経営トップとなった自らの役割について「着実な進化と成長」に導くことと述べ、「(自動車産業は)変化の激しい時代に入っているが、それへの対応という言葉ではなく、チャンスという言葉でとらえたい」と語った。

日産の企業像としては「元々のDNAである“技術の日産”の上に、(自動運転や電動化技術などによる)インテリジェントモビリティー企業という、もうひとつの顔づくりを強力に進めていきたい」と、明言した。

その一環として、市場投入で先行してきた電気自動車(EV)については「業界の取り組みが徐々に進んでおり、2020年から25年のうちには(普及が)相当広がっていく」との見方を示した。そのうえで、「(車種の)ポートフォリオのなかでどうEVを増やしていくかが重要になる。そこでは業界よりペースを上げて先を行きたい」と、先行の利を生かしてモデル拡充を進める方針を示した。

一方、新たに三菱自動車工業を加え、世界販売が1000万台規模となるルノー・日産アライアンス(連合体)での日産の役割については「ひと言で言うと大きい」とし、「自分たちがアライアンスを牽引し、発展させて行くという意識がなければならない。日産の実力を上げ、クリティカルに貢献していきたい」と、強調した。

三菱自動車との連携については、「購買などシナジーが発揮できるところから取り組んでいるが、日産としては三菱自動車のもっているものを貪欲に頂きたい。とくに人材は、アジアで優秀なプールをもっているので可能な限り来ていただきたい」と、人材交流の活発化に意欲を示した。

《池原照雄》

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