【曰野 トラック 新型】市橋社長「日野が考え抜いた次世代トラック」

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日野 新型プロフィア(右)と新型レンジャー
日野 新型プロフィア(右)と新型レンジャー 全 3 枚 拡大写真

曰野自動車は4月5日、国内シェアトップの主力機種である大中型トラックを全面改良して発表した。大型の『プロフィア』と中型の『レンジャー』で、それぞれ5月22日と4月5日に発売、年間1万1000台と1万7000台の販売を計画している。

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プロフィアは14年ぶり、レンジャーは16年ぶりの全面改良となった。日野によると、大型と中型の全面改良を同時に行うのは国内のトラックメーカーでは初めてという。2017年の初めから本格稼働した新設の古河工場(茨城県古河市)で、両シリーズを混流生産し、全面改良を基に生産効率を高める。

両モデルとも17年9月に適用される重量車向けの「平成28年排出ガス規制」に適合させるとともに、停止車両と歩行者にも対象を広げたPCS(衝突被害軽減ブレーキ)を全車に標準搭載するなど安全性能を大幅に高めた。中型トラックへのPCS標準搭載は国内では初めてとなる。

また、車両の運行や位置情報などを常時、曰野のセンターと車両間で通信するコネクティッド技術の「ICTサービス」も両シリーズに標準搭載した。適切な整備時期の情報提供や安全、省燃費運転などをサポートするほか、事故や車両トラブル時の位置情報を基に、適切な初動対応につなげていく。

さいたま市で開いた発表会で市橋保彦社長は「今年は当社の前身である東京瓦斯電気工業が初めての純国産トラックである『TGE型』を製造して100周年であり、こうした年にプロフィアとレンジャーを全面改良することを嬉しく思う。次の100年への飛躍に向けて自信をもって送り出したい」と述べた。

大中型トラックの国内需要は東日本大震災の復興関連投資などで好調に推移している。しかし、運送業界はドライバー不足などの課題をかかえており、市橋社長は「商用車メーカーは社会のインフラである物流を支えるという大きな役割がある。積載性能や安全性能を追求し、ドライバー不足解消への対応策を真剣に考えてきた」と言及。そのうえで、今回の新モデルは「日野が考え抜いた次世代トラックのあり方を、具体的な形として商品にした。これまでのトラックをブレークスルーしており、お客様のビジネスを支え、ともに成長する会社であり続けたい」と強調した。

《池原照雄》

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