【リコール】マツダ CX-5、配光可変ヘッドランプに不具合…光軸が下向きのまま

自動車 テクノロジー 安全
マツダCX-5
マツダCX-5 全 2 枚 拡大写真

マツダは4月6日、『CX-5』の配光可変ヘッドランプ(ADB)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2015年11月7日~2016年8月31日に製造された1万6265台。また、交換用修理部品が組みつけられた可能性がある、2014年11月27日~2015年11月2日に製造された1279台、組みつけられた車両が特定できない、2015年11月~2016年9月に出荷された交換修理部品1162個も対象となる。

ADB装着車において、ヘッドライトの光軸を調整するヘッドライト・レベリング・アクチュエータの樹脂成型工程が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ヘッドライト・レベリング・アクチュエータが損傷し、ヘッドライトの光軸が下向きのままになり、前方を照射できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ヘッドライトおよびヘッドライト・レベリング・アクチュエータの製造ロット番号を点検し、該当するものは対策品と交換する。

不具合は168件発生、事故は起きていない。取引先からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る