大阪モノレール、車両の部品が一部脱落

鉄道 企業動向
未使用のスリ板(左)と一部が落失したスリ板(中央・右)。
未使用のスリ板(左)と一部が落失したスリ板(中央・右)。 全 2 枚 拡大写真
大阪モノレールを運営する大阪府の第三セクター・大阪高速鉄道は4月12日、車両の部品が一部脱落したと発表した。脱落による被害は確認されていない。

大阪高速鉄道の発表などによると、部品が脱落したのは1000系電車の第21編成(4両)。4月12日に点検を行った際、1221号と1621号の計2両で、集電装置に付属する集電スリ板の一部とスリ板を取り付けているボルトが脱落しているのが確認された。脱落した部品は見つかっていない。

4月6日の検査では異常がなく、7日から12日までの間に脱落したと見られる。これを受けて大阪高速鉄道は全ての車両の緊急点検を行ったが、他の編成では部品の脱落はなかったという。

大阪モノレールは、大阪空港(豊中市)~門真市間21.2kmの大阪モノレール線と、万博記念公園(吹田市)~彩都西(茨木市)間6.8kmの国際文化公園都市線(彩都線)で構成されるモノレール路線網。大阪高速鉄道が運営している。

《草町義和》

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