運転室の乗車も可能に…2017年度の明知鉄道SL乗車体験

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C12 244による乗車体験。圧縮空気により車掌車を引きながら走行。今年から運転室の乗車もできるようになった。
C12 244による乗車体験。圧縮空気により車掌車を引きながら走行。今年から運転室の乗車もできるようになった。 全 1 枚 拡大写真

明知鉄道は4月12日、明智駅構内で実施する2017年度のSL乗車体験スケジュールを発表した。今年度は新たに運転室の乗車体験も行なわれる。

5月3日、7月9日、8月5日、10月29日、12月3日、2018年3月10日の計6回実施され、約120m区間を1日4回(5月3日と10月29日は5回)往復走行する。走行時間は1回目が10時30分~、2回目が11時30分~、3回目が12時50分~、4回目が14時~、5回目が14時40分~。

SL走行中は車掌車や運転室に乗車することができる。車掌車の体験乗車は各回先着30人を募集。乗車費用は500円。デッキの乗車は小学生以上が対象となる。乗車後は車庫で記念撮影や運転室の見学に参加できる。運転室の体験乗車は助手席に座るもので、乗車費用は1000円。小学生以上が対象で、各回先着2人を募集。ナッパ服や帽子を着用し、汽笛体験やSLミニ講座、車庫での記念撮影が行なわれる。申込みは実施日前月の1日9時から電話で受け付ける。SLの走行は、各回5人以上の申込みがあれば実施される。

SL乗車体験で使われているSLは、かつて国鉄明知線等で使われていたC12形244号機で、1973年に廃車。明智小学校での保存を経て、2013年に明智駅構内に移設された。以来、乗車体験では圧縮空気による走行が行なわれている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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