京王電鉄が高尾から高雄へ…台湾の地下鉄と共同キャンペーン

鉄道 企業動向
京王電鉄は4月から12月にかけ高雄メトロと共同キャンペーンを実施する。写真は高雄メトロの地下鉄車両。
京王電鉄は4月から12月にかけ高雄メトロと共同キャンペーンを実施する。写真は高雄メトロの地下鉄車両。 全 3 枚 拡大写真

関東大手の京王電鉄は4月13日、台湾の高雄捷運(高雄メトロ)と共同キャンペーンを実施すると発表した。京王電鉄が海外の鉄道事業者とのコラボレーション企画を行うのは、これが初めて。

高雄メトロは台湾南西部に位置する高雄市の鉄道事業者。2008年に地下鉄が開業し、現在も新線の建設が進められている。地下鉄のほか軽量軌道交通(LRT)も運営している。

キャンペーンは4月25日から実施。参加に際しては、京王電鉄の特設ウェブページでシェアボタンを押してSNSにシェアした画面か、京王線・井の頭線の各駅で配布している冊子を用意する必要がある。これを高雄メトロの指定された駅で提示すると、1日乗車券(150台湾ドル)が2割引の120台湾ドルで購入できる。

このほか、先着1000人限定でオリジナルデザインのICカード「iPASS」とオリジナルグッズがプレゼントされる。開催期間は12月25日までだが、プレゼントがなくなり次第終了する予定だ。

京王高尾線がアクセス路線となっている高尾山は東京都の八王子市内にあり、同市は2006年に高雄市と友好交流協定を締結している。京王電鉄の発表によると、こうしたことから日台相互交流の促進を目的に共同キャンペーンを行うことにしたという。

《草町義和》

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