「おもいやりライト」キックオフイベント---『夕方安全創造サロン』を実施

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ミスフェアレディもおもいやりライトを応援
ミスフェアレディもおもいやりライトを応援 全 26 枚 拡大写真

夕方4時から6時の間に起こる交通事故削減を目指す運動を推進している、「おもいやりライト運動」事務局は14日、神奈川県横浜市にある日産グロバール本社ギャラリーにて、「夕方安全創造サロン」を実施、同活動のキックオフイベントを開催した。

おもいやりライトとは、交通事故が多発する夕方4時から6時の間の交通事故削減を目指す活動。「見えやすさ、見られやすさ」を認識してもらうため、クルマのヘッドライトを早期点灯、歩行者や自転車乗りには反射材の着用を呼びかけながら、市民と共に活動を行うソーシャルアクションを起こしながら情報発信する。活動は2010年より行っている。

2017年のキックオフイベントでおもいやりライト事務局の長谷川哲男局長は「長年、小学校などで交通安全に関する啓蒙活動は行ってきた。市民と対話をしながら安全を推進していきたい」と語った。また日産グローバル本社ギャラリーで展示車の紹介などを行う、ミスフェアレディも、15日より、おもいやりライトタイムの時間帯にステージ上で、ライト点灯などをアピールすることも紹介された。

トークセッションでは、モータージャーナリストの森口将之氏とおもいやりライト事務局プロデューサーの山名清隆氏が登場。ラジオパーソナリティの藤本えみり氏をMCに、森口氏が海外視察に行った際に見つけた、自動車と自転車・歩行者との道路の使い分けや道路情報の発信の仕方など、各国の仕組みを紹介した。

森口氏は「あくまでも人に優先権があるなかで、自転車やクルマ、トラム(路面電車)などがうまく道路をシェアしていく必要があり、街づくりやみんなの為の道が重要。人としての気づきやおもいやりが生まれていけば交通も円滑になるのではないか」と紹介した。

トークセッション後半ではイエローボードミーティングと称して、参加した一般客などから、こういうことをしていけば、おもいやりが増えるのではないかと意見を募り、「街の中にさりげなく反射材を用いたおもいやりライトのノボリを設置」や、「子供用の雨かっぱをかわいくして反射材などを組み込めば活用されるのはないか」などの意見が出た。

キックオフイベントの最後に「未来の交通安全も、自動運転が進んだから安全なのではなく、その自動運転の仕組みを作る『人』がおもいやりに気づくことが大事なのではないか」と提言がなされ、参加者全員で記念撮影をして終了した。

《雪岡直樹》

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