ZMP、公道走行データ取得支援サービスを海外展開へ

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RoboTestデータ計測システム構成例
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ZMPは4月18日、海外での公道走行データ取得支援サービス「RoboTest」を開始すると発表した。

昨今、ADAS(先進運転支援システム)市場の活性化や自動運転技術の開発が進む中、それらの開発における公道での走行評価が重要となってきている。しかし、技術が複雑化したことなどで開発企業単体による公道走行データ取得は難しく、システム構築やデータ処理、被験者(ドライバーや同乗者)集めなど、煩雑な作業のアウトソーシングが課題となっている。さらに日本国内だけでなく、海外の公道におけるデータ収集のニーズも高まっている。

ZMPは、自社の自動運転技術開発とテストの経験を活かし、2012年より公道走行時のデータ取得支援サービスを実施。走行に必要なドライバー集めや管理を行うだけでなく、走行データ取得に必要なシステム(ロガー)の設計や構築などの上流工程、車両手配と必要な設置・改造、および取得後のデータ処理までをワンストップ実施することで、顧客の手間を大幅に削減する。

同社では今後、海外の交通環境での走行データ収集業務をサービスメニューとして拡大。海外交通法規の調査や、構築したデータ取得システムの海外への運搬、海外での車両やドライバー手配など、煩雑な作業や手続きもワンストップで提供する。

ZMPでは、2015年よりハーツユナイテッドグループと公道での走行データ収集業務をマネジメントするZEGを設立。ZEGとの連携によって全国各地での公道走行データ収集サービスを提供してきたが、海外展開においてもZEGと連携することで、より幅広く柔軟に顧客のニーズに対応していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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