多言語表示や自動配信…JR東海、ネットや駅の運行案内を強化へ

鉄道 企業動向
液晶ディスプレイに変わる駅改札口の電光掲示板のイメージ。路線図タイプの遅延情報なども表示する。
液晶ディスプレイに変わる駅改札口の電光掲示板のイメージ。路線図タイプの遅延情報なども表示する。 全 2 枚 拡大写真

JR東海は4月21日、駅やインターネットで提供している運行情報を充実させると発表した。まず2019年3月、同社ウェブサイトで提供している運行情報の充実化を図り、これ以降は駅改札口に設置している電光掲示板を順次リニューアルする。

発表によると、ウェブサイトを使った運行情報は、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・タイ語・ドイツ語・フランス語による多言語表示に対応。運行中の列車の位置や遅延状況もリアルタイムで確認できるようにする。運行情報の自動配信サービスも導入する計画だ。

駅の改札口に設置されているLED式の電光掲示板は現在、各列車の列車名と発車時刻、行先、発車ホーム、自由席の位置などを主に表示している。これをLEDから液晶ディスプレイに変更することで、さまざまな情報の表示を可能にする。自然災害などで列車に遅れが生じた場合、路線図式の運行概況や運休列車の一覧、切符の払戻しに関する案内などを一定の時間ごとに切り替えて表示するという。

このほか、駅員や乗務員の携帯端末にも、運行情報を配信する。これにより「お客様によりタイムリーな運行情報をご案内できるようになります」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る