【上海モーターショー2017】中国市場で好調なマツダ、CX-3 と MX-5 RF の導入を発表

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プレゼンテーションに登壇したマツダ 稲本信秀取締役 専務執行役員
プレゼンテーションに登壇したマツダ 稲本信秀取締役 専務執行役員 全 5 枚 拡大写真
マツダは4月19日、上海モーターショーにおいてプレスカンファレンスを開催した。マツダで中国事業を統括する稲本信秀取締役専務執行役員が登壇し、『CX-3』と『MX-5 RF』(日本名:『ロードスターRF』)の導入を発表した。

プレスカンファレンスでまず稲本氏は、中国市場での好調なセールスについて言及した。「2016年の販売台数は28万6000台と、過去最高になりました。今年に入ってからも販売は好調であり、年度目標は29万台としています」

次いで、新たな導入車種として、まずMX-5 RFを紹介した。「電動で開閉するハードトップと、操る楽しさを備えたライトウェイトスポーツカーです。一汽マツダチャネルを通じて、来年導入予定です」

そして、中国市場で大人気となっているコンパクトSUVジャンルの新規車種として、CX-3の導入を発表した。「マツダのラインナップのなかで、もっともコンパクトなSUVであるCX-3です。昨年のワールドデザインカーオブザイヤーにおいて、MX-5とともにベスト3に選ばれ、デザインで高い評価を受けています。またコンパクトSUVとしての高い機能性や、GVC(G-ベクタリングコントロール)による最高の操縦性、進化する環境安全性能など、魅力のある車です。今年下期に、長安マツダチャネルで発売予定です」

今年の上海モーターショーでは、コンパクトSUVの人気が高く、展示車両も非常に目立った。そんな中で、好調なセールスを続けるマツダは、昨年の『CX-4』に続いてCX-3も導入し、さらなる上積みを狙う。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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