4月の新車総販売は9.2%増と好調…軽は2ケタ増

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5月1日に発表した4月の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年同月比9.2%増の35万4750台となった。昨年11月から6か月連続のプラスだが、この間の伸び率では最大と好調だった。

このうち登録車は5.4%増の22万4220台で、昨年8月から9か月連続のプラスと堅調さを持続している。また、軽自動車は昨年4月に三菱自動車工業の燃費不正が発覚し、同社と供給を受ける日産自動車の販売が落ち込んだこともあり、16.5%増の13万0530台と大幅に伸びた。軽自動車のプラスは昨年12月以来、4か月ぶり。

登録車のブランド別では、新モデル効果が続いている日産が21.7%増の2万4383台、SUBARU(スバル)が20.4%増の9495台と、大きく伸ばした。ホンダも14.3%増の2万7452台と2ケタを確保している。一方で2月、3月と2ケタ増だったトヨタは1.4%増の10万9837台と、やや息切れ感が出てきた。

軽自動車は大半を占める乗用車が19.7%増の10万1412台で2か月連続の増加となり、ほぼ2年間の低迷を脱し、ようやく回復の兆しが出てきた。昨年4月の途中から販売停止を余儀なくされた三菱自は約1.9倍の2784台、日産は約2.2倍の1万2330台となった。不正があった乗用車だけを見ると、ともに前年同月の約3倍の販売になった。

また、軽自動車の首位争いではダイハツが20.1%増の4万4478台で、シェア34.1%とし、32.4%だったスズキ(6.1%増の4万2243台)を抑えて2か月ぶりにトップを奪取した。

《池原照雄》

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