【SUPER GT 第2戦】スバル親子観戦ツアーを実施…ファンを増やす

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SUBARU BRZ GT300
SUBARU BRZ GT300 全 30 枚 拡大写真

5月3~4日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第2戦。各チームがさまざまなプロモーションを行なう中、SUBARU(スバル)も多くのファン獲得を目指してイベントを実施した。

各チームは応援してくれるファンを増やすために、イベント広場でブースを展開し、ドライバーや監督などのトークショーを行い、グランドスタンドにファン応援シートを設け、応援グッズを配布して一体感ある応援を演出するなど、さまざまな施策を行っている。

スバルは、スバルの車を通して人生がより豊かなものになる活動として「アクティブライフスクエア」を展開しており、活動の一つとして「SUBARU BRZ GT300 親子観戦ツアー」を実施した。

内容はスバルチームで活躍したレーシングドライバー山野哲也氏をゲストに迎え、解説つきの観戦ツアーやサーキットサファリ(バスに乗り込みコースを走り、その横をレーシングカーが駆け抜けるイベント)を実施。さらに辰己監督・井口選手・山内選手との握手会やトークショーのほかに、子ども限定でキッズピットツアーを実施。山野氏の解説で普段は中に入れないピットやトレーラーの中を見学するなど、このツアーならではのイベントも行われた。

解説を務めた山野氏は、「今回参加してくださった皆さまは、モータースポーツへの関心はあってもレースにはなかなか来られず、初めて来られた方が多かったので、丁寧に説明して、もっとモータースポーツに関心を持ってもらい、ファンになってもらえるようにしました」と語った。

スバルの公式ウェブコミュニティ「#スバコミ」でも富士スピードウェイにおいてイベントを実施。「スバルモータスポーツ応援プロジェクト」の一つとして応援フラッグにメッセージを書き込み、ピット内に掲示してチームを応援した。またスバルの本拠地の群馬県から、群馬をPRする「ぐんまちゃん」がレーシングスーツ姿でイベント広場やグリッドウォークに登場した。

レースは、SUBARU BRZ GT300は予選6番手からスタートしたものの、ストレートでの速度差の影響が大きい富士スピードウェイでは苦しい展開となり、13位でのゴールとなった。辰己監督は「何もできないままレースが終わってしまいました。スバルファンシートが目の前にあり、多くのファンから応援していただいたのに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。次戦はBRZの得意とするオートポリスですので、優勝目指して頑張ります」と語った。

SUPER GTの次戦は、5月19日予選、20日決勝の日程で、九州のオートポリスで開催される。ドライバーの井口選手にとっては地元熊本での開催、昨年は熊本地震の影響で開催されなかったこともあり、熱い走りが見られるかもしれない。

《雪岡直樹》

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