ボッシュの運転支援システム、売上高が初の10億ユーロ超え 2016年

自動車 テクノロジー ITS
ボッシュのアダプティブクルーズコントロール
ボッシュのアダプティブクルーズコントロール 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは5月4日、2016年の運転支援システムの売上高が、初めて10億ユーロ(約1235億円)を上回った、と発表した。

ボッシュの運転支援システムは、レーダー、ビデオ、超音波などの周辺検知センサーにより、車両の周囲を検知して解析。さまざまな運転状況でドライバーを支援し、快適性を高める。

さらに、迅速で安全な行動を必要とする危機的な運転状況においても、ドライバーをサポートし、安全性の向上に寄与する。現在、実用化されているものには、アダプティブクルーズコントロール、駐車支援システム、自動ブレーキなどがある。

2016年には、運転支援システムの売上高が初めて10億ユーロを上回っただけでなく、受注額が35億ユーロ(約4320億円)に到達。ボッシュは2017年、全体として30%の成長率が見込まれているド運転支援システム市場において、30%を超える急速な成長を目指す。

ボッシュ取締役会のStefan Asenkerschbaumer副会長は、「運転支援システムに対する需要は旺盛。この効果でモビリティ ソリューションズ部門は2016年、最も力強い成長を見せ、売上高は前年比5.5%増、為替調整後では6.9%増加した」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る