東武のSL『大樹』、指定券発売は7月10日から…乗務員の制服は昭和レトロ風に

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『大樹』のヘッドマークも決まった。C11形蒸気機関車の3つの動輪をバックに「大樹」の文字を入れたもの。
『大樹』のヘッドマークも決まった。C11形蒸気機関車の3つの動輪をバックに「大樹」の文字を入れたもの。 全 3 枚 拡大写真

東武鉄道は、8月10日から下今市~鬼怒川温泉間で運行を開始する全車座席指定制のSL列車『大樹』のSL座席指定券を7月10日から発売する。

SL座席指定券は乗車日1カ月前の9時から、東武線全駅で発売する(押上・寄居・越生の各駅と無人駅を除く)。発売額は大人750円・子供380円で駅券売機での購入はできない。また、特急券チケットレスサービスも利用できない。

2017年度の『大樹』は、土休日を中心とする98日間に運行される予定。運行本数は1日3往復だが、運行開始日の8月10日はSL『大樹』4・5・6号のみの運行となる。時刻は次のとおり。

SL『大樹』1号=下今市9時02分発~鬼怒川温泉9時38分着
SL『大樹』2号=鬼怒川温泉11時08分発~下今市11時41分着
SL『大樹』3号=下今市13時発~鬼怒川温泉13時36分着
SL『大樹』4号=鬼怒川温泉14時35分発~下今市15時09分着
SL『大樹』5号=下今市16時32分発~鬼怒川温泉17時08分着
SL『大樹』6号=鬼怒川温泉18時09分発~下今市18時43分着

編成は、進行方向から機関車(C11形207号機)、車掌車、客車3両、ディーゼル機関車(DE10形1099号機)の順。下今市駅、鬼怒川温泉駅ともに転車台が設置されるため、C11形は常に先頭となる。このうち、車掌車はJR貨物から譲り受けたヨ8634、JR西日本から譲り受けたヨ8709の2両、客車はJR四国から譲り受けたスハフ14 1・5、オハフ15 1、オハ14 1、オロ12 5・10の6両が用意されており、1列車あたりの座席定員はおよそ200人を予定している。現在、客車は新製当時の状態に近づけるため、座席やカーテンなどのリニューアルが行なわれている。

このほか、『大樹』運転開始に合わせて、乗務員などの制服が「昭和レトロ・ノスタルジー」をコンセプトにしたものとなるほか、ヘッドマークがC11形の動輪をイメージしたものとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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