東北・北海道・秋田新幹線に荷物置場---訪日客増加で 7月から順次設置

鉄道 企業動向
車内に設置される荷物置場(普通車)のイメージ。一部の座席を撤去してスペースを捻出する。
車内に設置される荷物置場(普通車)のイメージ。一部の座席を撤去してスペースを捻出する。 全 4 枚 拡大写真

JR東日本とJR北海道の2社は5月9日、東北・北海道新幹線と秋田新幹線の車両に荷物置場を設けると発表した。7月から2018年8月頃にかけて順次設置される。

荷物置場が設置されるのは、JR東日本が保有する東北・北海道新幹線のE5系電車と秋田新幹線のE6系電車。JR北海道が保有する東北・北海道新幹線のH5系電車(E5系と同タイプ)にも荷物置場が設けられる。

E5系とH5系は普通車の2・4・6・8号車とグリーン車の9号車、E6系は普通車の13・15・17号車とグリーン車の11号車に設けられる。一部の座席を撤去し、普通車は東京方、グリーン車はデッキスペースに設置される。

E5系とH5系は7月1日から荷物置場を順次設け、2018年2月頃までには全ての車両への導入が完了する予定。E6系は2018年2月頃から8月頃にかけて順次導入される予定だ。

JR北海道は「近年の訪日外国人旅行者の増加に伴う手荷物の大型化」などを踏まえて荷物置場を設けるとしている。北陸新幹線のE7系電車(JR東日本)とW7系電車(JR西日本)は2015年の10月から12月にかけ、訪日客や冬季のスキー・スノーボード客の増加に対応するため荷物置場が設置された。

《草町義和》

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